回路おこしでモノづくりをサポート

アートテクノ有限会社

2:メッキ厚

 

通常の基板では、メッキ厚は、20μm前後で作られています。

 

工場によって、最低メッキ厚の規格が決められていますので、
基板を作成するときは注意が必要です。

 

下記の40μm、60μmという厚付けメッキの場合は、
別工程での基板制作となるので、
工場によっては、出来ないところもあるかと思います。

スルホール内のメッキ厚

いろんなメッキ厚の基板がありました。

 

メッキ厚、約20μm、約40μm、約60μmと基板によっていろいろな種類がありました。

 

メッキ厚付け

 

 

 

 

 

 

 

 

基板のスルホールの縦割りの断面写真が撮影できれば良いのですが、資料作成の為に、基板をカットできません。
弊社ではこのような手法をとっています。

 

なお、両面基板の場合は、通常メッキ厚の測定は、しておりません。
ご要望により測定は可能です。

 

 

次は、3:層構成

 

 基板の銅箔基材とメッキの関係を4層基板で作図しました。
 こぼれ話7 4層基板のいろんな層構成を参照してください。

 

お見積り依頼は、メールにて対応させて頂きます。

 

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半導体は、捺印ごとに、Vf、Vz、PNP、NPN、Hfe、Nch、Pch等を測定しています。これらの検査結果からシンボル化した回路図を作成しています。

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