見積りに必要な資料
下記2項目があれば、概算のお見積りが出来ます。
・基板のサイズ
・写真(部品のピン数が数えられる程度の解像度)
片面実装の基板でも裏面側の写真添付をお願いします。
部品ピン数の情報が分かる程度の写真
大きな基板は、全体写真 と 分割写真をお願いします。
お見積り依頼は下記へ
アートテクノ有限会社メールアドレス
e-mail info@a-techno.co.jp
概算見積りでは、把握出来ない部分があります。
よって、現物をお借りした時に下記の状態を踏まえて
再見積りさせて頂きます。
見積り費用に左右される内容
回路おこしの費用としては、
アートワーク費用の2倍前後が目安となります。
基板の仕様によって前後しますので、お見積り致します。
お見積りには下記資料を頂いて積算しております。
1)基板サイズ、基板厚さ
基板の面積を参考としています。
長方形の場合は、タテ X ヨコ の寸法
異形基板の場合は、最大外形の タテ X ヨコの寸法と、面積が出せる様な寸法が欲しいところです。
2)基板の層数
基板の端面をやすりで削って確認。
この写真は、銅箔が5層ですが、バランスからすると
8層基板と予測します。
層数が不明の場合は、弊社で数種類の層数に対する
お見積りを予測して試算しています。
3)部品点数・部品ピン数の積算
1)の項目で、ピン数が確認できる写真があれば弊社にて積算します。
チェックピン,プロービングパッド等は、回路図作成から除外しています。
必要な場合は、お見積りの時点でお知らせください。
未搭載部品においては、回路図作成の範囲内としています。
複数ある丸パッドが、
プロービングパッドです。
(矢印部)
4)チップ部品の接着剤の有無
矢印:部品接着剤
半田面が噴流式半田付けの場合に使用されています。
5)チップCR部品の最小サイズ
1005、1608部品等
写真は、
1005サイズの部品です。
6)基板表面の防湿剤の有無、及びポッティング状況。
絶縁、防湿対策に有効な手法と言われています。
ウレタン・シリコン・エポキシ等の材質が使われており、
できれば、現物をお預かりして材質の状況を見て判断したいところです。
・コーティング品
現物で状況を判断させていただきます。
写真は、厚く塗布されていますが、
薄く塗布されている場合もあります。
・ポッティング品
透明の樹脂は基板上、約5mm程の厚みがあります。
・充填品
X線写真を見ながら、少しづつ削っていくことになります。
7)BGA部品等の部品裏面パッドは、正確な積算ができません。
品番からデーターシートが入手できればよいのですが、
不明の場合は、推測ですすめます。
この場合は、
判明した時点で再見積もりとさせて頂いております。
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