回路図作成で最も重要な点
回路図を見やすく書くには、
・電源の流れ、
信号の流れ、
電流の流れ、
入出力等の関係を考慮。
・抵抗値とパッケージサイズに注目
・コンデンサ形状の部品は色合いにも注目。
サーミスタ、バリスタの可能性を検討。
・3~6ピンの部品は、
ダイオードかトランジスタかを判断。
・トランジスタ、デジトラは、
PNP、NPNの区別。
・FETは、
Pch、Nchの区別。
これらが分からない状態での回路図作成は、
トンチンカンな回路図となり、
回路図とは言えない、ただの結線図となってしまいます。
・ダイオードは、
順方向電圧 Vf
ツェナー電圧 Vz
・トランジスタは、
電流増幅率 Hfe
・FETは、
ゲート・スレッショルド電圧 Vgs
完成度を上げるため、測定には時間を惜しみません。
これらをもとに捺印を推測して行きます。
これにより、リストの完成度も上がります。
多種多様なユニットから、基板を取り出しております。
回路おこしには、
長年の経験とノウハウの蓄積があります。
どんな物でも、回路おこしの可能性はあると考えております。
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